観音寺一高へ入学される生徒・保護者の皆さんへ

 2024.3.19

 iCS石川東大塾

   観音寺一高へ入学される生徒・保護者の皆さん、おめでとうございます。暑い日も寒い日も、ただひたすら合格をめざして受験勉強に耐えてきた努力が報われて、ほっとされていることと思います。今は心身の疲れをとることに専念して、4月から心機一転頑張ってほしいと思います。

  ただ、気を付けて頂きたいのは、観音寺一高へ入学するということは、3年後に大学受験をすることを意味しますが、大学受験の勉強は、高校受験の勉強とは、質・量とも比較にならないほど何倍も大きくなります。競争相手も三観地域から大きくは全国、少なくとも西日本にまで広がります。

  そのような大学受験で栄冠を勝ち取るためには、もちろん高校3年間で膨大な量の勉強が必要ですが、私どもの経験から言って、何より高校1年の時の勉強が大事です。中学校とは違い、学校の授業は猛スピードで進みます。したがって、英語も数学も高校1年の時にがっちり基礎を固めておかないと、2年生、3年生になってからの勉強では、いくらその上に知識を乗せようとしても下から崩れてしまい、理解は容易ではありません。大学受験の勉強の8割は高校1年で決まるというのが、私たちの実感です。

   そこで、私たちが提案したいのは、観音寺一高に入学後は、ぜひ当塾で勉強を進めていって頂きたいということです。他の塾では、目先の定期試験や実力テストの点数稼ぎのために、ひたすら過去問をやらせて答えを丸暗記させますが、このような勉強のやり方では、高校入試は何とかなっても、大学入試は絶対に無理です。断言できます。大学入試は、これまで見たことのない問題や過去問とは似て非なる問題を出してきます。このような問題は、応用力がなければ解けません。応用力は、基礎、基本を大事にして、「なぜそういう道筋で解答にいたるのか」が理解できてこそ、養われます。過去問丸暗記は勉強において一番肝心な思考力をなくしてしまい、見たことのない問題を前にしたとたん、何をどうしたらいいのかさっぱりわからないバンザイ状態にしてしまいます。

 当塾は、答えの丸暗記ではなく、なぜそのように考えるのか、思考力の養成に重点を置いた指導をしています。思考力があれば、新しい見たことのない問題に出くわしても、その場で知っている知識を組み合わせて考えることにより、正答に至ることができます。

   観音寺一高へ入学後は、ぜひ当塾で指導を受けられることをお勧めします。必ず、3年後の大学入試のお役に立てるものと自負しております。